下顎の骨折
下顎の骨折
口腔外科を訪れる顔面の外傷で最も多いのが下顎骨折です。
基本的に内出血や顔面の腫れ、変形、痛みなどを主訴として、どの顔面骨折でも認められます。
基本的に内出血や顔面の腫れ、変形、痛みなどを主訴として、どの顔面骨折でも認められます。
下顎骨折の症状
特徴的な症状として、下顎骨骨折では咬み合わせの異常、口を開けたり閉じたりするのが困難になります。
下あごには様々な筋肉があり、折れた骨が筋肉に引っ張られることにより、様々な方向に向かいます。これにより咬み合わせが狂ってきます。
症状は、必ずしも力が加わった場所だけに出るわけではなく、顎を動かしたときの痛みは、下顎の関節にまで及ぶことがあります。
そして、受傷後すぐに症状に気づかず、数日してから咬み合わせがずれていることで気づくこともあります。
それは、若い男性で下顎がしっかりしている患者さんで骨折部位が一か所であると、あまりずれがない場合は数日後、何か奥歯で咬めなくなって受診され、骨折の発見が遅れることがあります。
下あごには様々な筋肉があり、折れた骨が筋肉に引っ張られることにより、様々な方向に向かいます。これにより咬み合わせが狂ってきます。
症状は、必ずしも力が加わった場所だけに出るわけではなく、顎を動かしたときの痛みは、下顎の関節にまで及ぶことがあります。
そして、受傷後すぐに症状に気づかず、数日してから咬み合わせがずれていることで気づくこともあります。
それは、若い男性で下顎がしっかりしている患者さんで骨折部位が一か所であると、あまりずれがない場合は数日後、何か奥歯で咬めなくなって受診され、骨折の発見が遅れることがあります。
ご高齢の方の転倒
ご高齢の転倒では、口の中から直接見えない下顎角部(エラの部分)や顎関節部(耳の前)の骨折が起こっている場合もあります。
ご高齢の方が転倒されると、手をつくことが出来ず、直接顎の下をぶつけてしまうことが多くあります。
そして、力が加わった場所から離れた所、顎関節を骨折してしまう、下顎全体の中でもこの関節部位の骨が細くなっていますので、顎関節を直接ぶつけなくても間接的に折れてしまうことがあるのです。
ご高齢の方が転倒されると、手をつくことが出来ず、直接顎の下をぶつけてしまうことが多くあります。
そして、力が加わった場所から離れた所、顎関節を骨折してしまう、下顎全体の中でもこの関節部位の骨が細くなっていますので、顎関節を直接ぶつけなくても間接的に折れてしまうことがあるのです。